7歳からの新習慣。シニア犬の健康を守るためにできること
公開日:2025/09/09 更新日:2025/10/14
シニア犬の健康を守るためにできること
愛犬が7歳を迎えたら、体の変化に合わせたケアを始める時期。 「まだまだ元気!」と思っていても、目に見えない部分で少しずつ老化が進行しています。
今回は、見落としがちなシニア犬の健康リスクと、それを防ぐために今日からできる新習慣をご紹介します!
飲水量の変化を見逃さない!
腎臓・肝臓の健康管理
シニア犬は腎臓や肝臓の機能が徐々に低下するため、水を飲む量の変化が健康のバロメーターになります。 「よく水を飲む=健康」と思われがちですが、急に飲水量が増えるのは腎臓病や糖尿病のサインかもしれません。
👉 飲水管理のポイント
- ✅ 毎日どれくらい水を飲んでいるか、ざっくりでも把握する
- ✅ 急に水を飲む量が増えた・減った場合は獣医に相談
- ✅ ウェットフードや水分量の多い食材を取り入れ、自然に水分補給を促す
食事と合わせて水分管理をすることで、腎臓や肝臓への負担を減らすことができます!
"シニア犬の体温調節"をサポート!
寒暖差が引き起こす体調不良
若い頃は平気だった気温の変化も、シニア犬にとっては大きなストレスになります。 特に夏場のクーラーや冬場の冷え込みで、関節が冷えて痛みが出ることも。
👉 体温調節のサポート方法
- ✅ エアコンを使う場合、直風が当たらないようにする
- ✅ 冬はベッドにブランケットや低温の湯たんぽを用意
- ✅ 寝床はフローリングではなく、クッション性のあるマットを敷く
特に関節が冷えると、歩行や運動に影響が出るため、快適な寝床環境を整えてあげましょう!
"睡眠の質"を上げる!
シニア犬の夜鳴き・不眠対策
シニア犬になると、夜に落ち着かなくなったり、急に鳴くことが増えることがあります。これは「認知機能の低下」や「不安感の増加」が関係していることが多く、適切な対策を取ることで改善が可能です。
👉 睡眠の質を上げる方法
- ✅ 夜の散歩や軽いマッサージで、適度に疲れさせる
- ✅ 真っ暗な環境を避け、薄暗い常夜灯をつける
- ✅ 昼夜逆転を防ぐために、日中に日光浴をさせる
昼と夜のメリハリをつけることで、睡眠リズムを整え、夜鳴きや不眠を改善できます。
"感覚の低下"に対応!
視力・聴力が衰えたときの工夫
シニア犬は視力や聴力が徐々に低下していきます。飼い主さんが気づかないうちに、聞こえづらい・見えづらい状態になっていることも。
👉 視力・聴力の衰えをカバーする工夫
- ✅ 家具の配置を変えず、記憶で移動できるようにする
- ✅ 音だけでなく、ジェスチャーや振動で合図を送る
- ✅ 匂いの強いものを使って、誘導する(アロマやフードなど)
五感の低下を補う工夫をすることで、シニア犬が安心して過ごせる環境が作れます!
"食欲のムラ"に注意!
噛む力の衰えと胃腸の負担軽減
シニア犬は顎の筋力低下や歯のトラブルで、食べづらくなることが増えます。また、胃腸の働きが弱くなると、若い頃と同じフードでも消化しにくくなることも。
👉 食事の工夫
- ✅ ドライフードは少しふやかして食べやすくする
- ✅ 一度の食事量を減らし、回数を増やして負担を軽減
- ✅ 消化しやすいタンパク質を選ぶ(チキン・ラムなど)
🎯まとめ
見えない変化に気づくことが、シニア犬の健康を守るカギ! シニア犬の健康を守るためには、目に見えない変化をキャッチし、早めに対策することが大切です。
- ✅ 飲水量の変化 → 腎臓・肝臓の健康をチェック!
- ✅ 寒暖差の影響 → 体温調節をサポート!
- ✅ 睡眠の質 → 夜鳴き・不眠対策を取り入れる!
- ✅ 感覚の低下 → 視力・聴力を補う環境作りを!
- ✅ 食欲のムラ → 消化しやすい食事にシフト!
今からできるケアを少しずつ取り入れ、大切な愛犬が安心して過ごせる毎日を作っていきましょう!